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安倍総理大臣は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて麻生副総理の派閥パーティーにメッセージを寄せ、「総裁任期中に憲法改正を成し遂げたい」と訴えました。 東京での新規感染者数が過去最大となって動揺が広がるなか、自民党の所属議員の数で第2派閥となる麻生副総理の派閥パーティーが都内で開かれました。去年までは会場に出席していた安倍総理も今年はビデオメッセージを寄せました。このなかで、麻生副総理に対して「政権発足から7年半にわたり、屋台骨として支えてくれた」として感謝するとともに、憲法改正への決意を示しました。
安倍総理大臣:「我々にはまだ残された課題があります。立党以来の悲願である、憲法改正への挑戦。その歩みを止めるわけにはいきません。自民党の総裁として、その任期中に憲法改正を成し遂げていきたい。その決意に変わりはありません」
また、麻生副総理も今の憲法では新型コロナウイルスのような緊急事態への対応に限界があるとして「憲法に必要事項を書き込むべきだ」と安倍総理に同調しました。自民党の各派閥が新型コロナウイルスの感染拡大を受けてパーティーを延期するなか、今回、先駆けてパーティーを決行した背景には麻生副総理が安倍総理に迫っている早期解散総選挙への布石という見方も広がっています。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース